お店や工場などに対して商品もしくは部品を届ける車両のことを配送車と呼びます。主に運送会社などが所有している車両ではありますが、自社工場で生産を行っている製品を他の工場や物流拠点に配送する際には自社のトラックを使う企業も少なくありません。一定のルートを走行するものもあれば、必要に応じて各所への配送を行う車両もあるなど様々です。街中を走る時などは車体にラッピング広告を記すことで認知度を高める効果を期待できますが、ラッピング広告は自社所有の車両だけでなく、リース契約を結んでいる配送車にも活用ができる広告掲載手法ではないでしょうか。
リース契約はリース会社から車やOA機器などを借りて仕事に役立てることができる便利なものです。配送車などは1台数千万円もの値段になるため簡単に購入することはできません。リース契約の場合は車を利用する時には、毎月の使用料を支払い借りることができるため、少ない予算でも配送車を増やせるメリットも持ちます。レンタカーのように車を借りる形になるので、塗装での広告掲載はできませんが、フィルムへの印刷を可能にするラッピング広告なら事前相談を行うことで実現するケースが多いようです。
塗料を使う場合には、同じ広告をすべての配送車に対して施工を行う必要があるので、時間も手間も掛かりますし、コストも割高になりがちです。フィルムに広告を印刷することができるラッピング広告は、台数分のフィルムをまとめて印刷ができる、後はラッピングフィルムを車体に貼り付けるだけで済むメリットもあるわけです。