配送車は主に決まったルートを通るものですので、その地域ではよく見かけるという人が多いはずです。しかしながら物品の運搬が主である配送車の塗装は、社名やせいぜいが主力商品ぐらいというのがほとんどではないでしょうか。こうした塗装を行うのは、他社がやっているからとか取引先へのアピールとか何となく漠然としたものがその理由になっていたりはしませんか。もしそうであればこれはかなりもったいない使い方と言わざるを得ません。
配送車を塗装する場合、一度塗ってしまうとだいたいはそのままというのが大半です。これは前述のような漠然とした理由と共に、塗り替えのコストが過大という面もあります。しかしもし、配送車をイメージチェンジするのにそれほどコストがかからないとするとどうでしょうか。その地域に集中的に宣伝を行いたい場合に、配送車ほど相応しい媒体も他にありません。
コストを抑えられるラッピングを用いれば、寺社の宣伝はもちろん、ラッピングを利用して期間限定広告をうちたい他社への媒体提供という新たな販路を開くことも可能です。しかもラッピングがよい点は、車体へのダメージがほとんどない事です。塗装と違ってシールを貼るだけですし、剥がす事を想定したものですから取り除くのも簡単でしかも車輛は傷つきませんから、将来の下取りへの不安もありません。塗装であれば下取りは半ば諦めて行うものですが、トータルコストの低減に一役買えるのがラッピングなのです。
